2010年09月10日

無事終了

日本の行政のハリウッド研修プログラムが無事終わり、ようやく一段落しました。

日本政府が本格的に国際的に通用するプロデューサーの育成の着手し、その第一弾として、こちらのハリウッド研修プログラムが行われ、このプログラムにうちの会社(KE)が現地(ハリウッド)担当として関わらせて頂いたのですが、いやぁ、すげぇ勉強になったと同時に、すばらしいコネクションがたくさんできました。

フィルムスクール、スタジオ、エージェンシー、プロダクション、3D会社等、訪問し、普段会えないような非常に偉い方々とお会いし、お話しすることができたので(さすが国の力!)、とても貴重な経験をさせて頂きました。

で、このグループのハリウッドでのネットワーキングイベントを、JFSが主催させて頂いたのですが、日本からのグループと、こちらで招待した、現地のエンタメ関係者(メジャースタジオ、セールスエージェンシー、プロダクション、Agency、エンタメ弁護士、プロデューサー、監督、エディター、俳優、女優、モデル、フィルムスクール学生・卒業生、等等)が一緒になり、とても良い会となりました。

JFSの会長になってから、JFSのブランド力向上を特に意識して活動しているのですが、先日行われたお洒落でヒップなバーイベントや、日本の行政とのネットワーキングイベントの主催で、JFSが楽しい、かつ、ちゃんとした団体であるという事を世間にアピールできたのではないかと思います。

ただ、ここからが正念場で、これをどう継続していくか、団体の長期ビジョン、存在意義、等、これからみんなとみっちり話し合っていく必要があります。

いずれにせよ、日本の行政の方とJFSの映画祭についてお話ししたところ、町内会的なノリの映画祭だと国として支援しにくいが、ちゃんとしたB2Bが成り立つようなプラットフォームになるのであれば、応援しやすいとのこと。

って事で頑張ります!

あと、短期研修期間中に一つ、面白い事が。

短期研修中のハリウッド企業訪問をうち(KE)が担当させて頂いたので、訪問先の一つであるメジャースタジオのExecutive Vice President(上級副社長。とてもとても偉い人)に、訪問後のお礼のメールを出したところ、返事がきて、

「こちらこそ、役にたてて、My Pleasure でした。」
みたいな、親切な文がかえってきたのですが、注目すべきなのは、そのあと!

「ところで、そちらの会社(KE)のホームページを拝見させて頂いたのですが、非常に興味深く、関心しました。インターンは必要ですか?実は私の娘はハイスクールのシニアなのですが(日本語を勉強して三年目)、エンタメ業界に入ろうとしています。近い将来また何か、関われると良いですね」

とのこと。

なぬぬぬぬ!?!?!?

これって、もしかして、うちの会社に娘をインターンとして採用してくれないか聞いてるって事!?

いやぁ、まさか、うちみたいな会社が、メジャースタジオのお偉いさんからそんなお願いをされるようになるとは。。。まじびっくりしたと同時に少し焦りました。。。

が、今のところ、特にやって頂く仕事はないので、かわりに、JFSでインターンするのはいかがと、返信したところ、返事がすぐに返ってこなかったので、

「まずい。会社じゃなく、NPOのボランティアを打診したから怒らせちゃったかな?」

と心配したところ、なんと、娘さん本人から連絡がきて、ぜひともJFSでインターンしたいとのこと!!

彼女の年代の女子高生はグループで映画を観に行ったりする、Avid moviegoers (よく映画館に足を運ぶ年代の人たち)という部類に入るので、その娘たちがどういう映画が好きで、どういう日本映画だったらみにいきたいと思うか、ちょうど知りたいと思っていたところなので、彼女に色々とリサーチしてもらおうかなと思っています。いやぁ、ほんっと、タイミング的にぴったし。

スタジオのお偉いさんの娘を預かるという事は、非常に責任重大なのですが。。。

。。。頑張ります

Kevin♪

drecom_kevinagency at 16:14│ Entertainment Business | 日記