2010年04月28日

組織というもの

うちみたいな小さな会社の社長をやってると、責任もあるけど、すべての権限も持っているので、優秀なスタッフがいれば、決断さえすれば、すぐに物事は動くので、ある意味やりやすい。少人数だしね。

でも、もっと大きな組織のいち「役員」というポジションだと、それぞれの役員の権限が分かれており、特にアメリカだと、ほかの役員の仕事に口出しをすることはタブーだったりする。しかし、物事がすすまなければなんとかしないといけない。権限がない中で、人を動かして物事をすすめる、というのは非常にスキルの必要なことで、これまた、色々と勉強になってます。

前者はもちろん、うちの会社のことで、後者は今役員をやっている映画祭の団体、Japan Film Societyのことです。

JFSは人数も多く、いろんな能力をもった人がたくさんいるので、組織としてはもっと大きなことがやれるし、ポジション的には非営利組織(NPO)なので、国とも組みやすい。

なので、KEではできないことが、JFSでは、できる、ということも多々あります。

しかし、出来上がったばかりの組織なので、いろんなことがあり、試行錯誤で組織変更をしたり、人とぶつかったり、根回しをしたり、まぁ、テレビドラマでよく見る政治劇や社内派閥闘争的なものが、実際にあるので、ある意味すごく大変であると同時に、面白いし、何よりも勉強になる。

で、皆ボランティアでやっているので、会社と違い、「くび」にするという脅し文句はあまり効力をもたない。そもそもお金を払ってないので、くびにしたとしてもむこうは生活的には何も困らないし、むしろ、こっちの組織のほうが人材のロスで打撃を受けることになる。

なので、このさじ加減が難しい。お金は払わないけど、メンバーである以上、責任を持って仕事をしてもらわないといけない。

根底の部分では、みんな、JFSを成功させ、日本のコンテンツをより多くのアメリカ人に広めようという想いでつながっており、仕事で衝突しても、人間的には皆良い人たちばかりなので信頼できる。なので、この産みと成長の苦しみは乗り越えられと確信してます。

あと、まだまだ人材不足で、じゃあ、こういう部門を立ち上げようとか、あるいは独立させよう、という話になったときに、じゃあ、誰がその部門のトップになるのか、という話になったとき、適任者がいない、ということも。

いやぁ、まじで、MBAの授業で習った組織論をそのまま体感してるって感じです。

優秀な人はたくさんいるんだけど、もっと必要なのは確かだわ。

いずれにせよ、この団体のポテンシャルはすさまじいものなので、組織をしっかりと構築する必要があるの。Foundation (基盤)がもろいと、すぐにくずれてしまうので、面倒でも、しっかり話し合って基盤を試行錯誤しながら、信頼関係を築きながら、強固にしていくしかないと思うわ。

11月の映画祭まで、半年。これからフルスピードで動いていかないと!!!


Kevin♪



drecom_kevinagency at 04:23│Comments(2)TrackBack(0)Entertainment Business | 徒然草(Thoughts)

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この記事へのコメント

1. Posted by ayaco   2010年04月28日 06:09
昨日は遅くまで&長時間ありがとうございました!
Kevinさんの、言わなければいけないことは言いつつ、でも引くところは引き、かつ相手に考えさせて行動させるManagement、とっても参考になります。
2. Posted by Kevin   2010年04月28日 08:01
Ayacoさん

 いえいえ、こちらこそ、遅くまでありがとうございました。スポンサーシップもこれから本格的に動き出すとなると、皆も安心すると思います。色々とDyanamicsがあって大変かと思いますが、皆で助けあって頑張って成功させましょう!

Kevin♪

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