2006年02月05日

一段落

ふぅ。。。。

最近忙殺されておりまして、ブログ全然更新しておりませんでした。
失礼つかまつります。。。(日本語合ってる?)

とりあえず最近何やってたかUpdate(近況報告)するわね。

1.Entertainment Career Night

直近までECN(Entertainment Career Night)にとりかかっており、これがめちゃめちゃ時間食うわ食うわって感じだったの。ま、木曜日(2月2日)に無事終わり、ほっとしているところよ。

ECNってのはEMA(Entertainment Management Association)主催の就職活動関連のイベントなんだけど、要はエンタメ業界に興味ある学生用に、エンタメ企業を学校に呼んで学生との交流(ネットワーキング)を図るイベントなの。

で、あたしはこのECNのCommittee Member(委員)なので、色々と手伝ってたわけ。
External Committee(外部委員会)とInternal Committee(内部委員会)があり、External(外部)担当はエンタメ企業と連絡を取ってイベントに参加してもらう交渉をするわけ。

Internal Committeeというのは内部で、実際のイベントの企画をするわけ。学校との調整、生徒のまとめ役、会場、パーキング、資料作り、ポスター、宣伝、ケータリングの手配、その他諸々、超忙しいわけ。

あたしはInternal Committeeで学生担当だったんだけど、勧誘する企業も一社指定され、なんと、Playboy TV担当だったの!

そう、あの世界的に有名なうさぎのマークのアダルトチャンネルよ!もちろん、ちゃんとゲットしてきたわよ!ポスター持ってきてくれと頼んだら、MBAの学校で貼れるようなPresentableなポスターはないって。。。結構笑ったわ。結局うさぎのシンボルのポスターを持ってくる事で落ち着いたけどね。(笑)

キャリアナイトのしくみっていうのが結構面白くて、実はエンタメ以外にもマーケティング、投資銀行系、コンサル系、Private Equitey,不動産系、等、それぞれの学生クラブが主催しているんだけど、生徒はどれにでも参加できるわけではないの。

ひやかしを避けるのと、本当に行きたい人だけ行く事が参加してくれる企業への礼儀なので、Bidding systemってのが採用されてるの。キャパの問題ももちろんあるわ。全生徒を呼ぶわけにはいかないもの。

生徒はそれぞれ100ポイント渡され、それをもって、各キャリアナイトにBid(賭ける)していくってしくみなの。

マーケティングのキャリアナイトに60点、不動産系のキャリアナイトに40点みたいな感じで。

人気あるキャリアナイトだと、100点近くビッドしないと入れない場合もあるの。キャリアナイトは同じ日にあるやつもあれば、違う日にあったりもするの。エンタメキャリアナイトがいちばん遅かったかな?(2月2日)

あたしはもちろん100点全て、エンタメキャリアナイトにBidしたわ。でもキャリアナイトの運営に携わっているので、実は賭けなくても参加できたんだけどね(笑)

まぁでも他のキャリアナイトには全く興味がなかったので、別に良いんだけど。

で、結局エンタメ企業が13社来てくれて大盛況だったわ。企業側と学生側で100人以上が参加したの。大きな部屋にテーブルが13個あり、各企業が指定されたテーブルに座るわけ。椅子は各テーブル8個か9個置いてあるの。

で、生徒は興味ある企業のテーブルに座り、質問したり、ネットワーキングしたりするわけ。で、25分ごとに交代。時間の関係で、全部で3交代しかできなく、ソニーピクチャーズみたいに、人気のある企業だと、皆そのテーブルに殺到するわけ。

来た企業は以下の通り;
Ascent Media, CBS, Disney, E! Networks, International Creative Management, Microsoft, Playboy TV, Sony Pictures Entertainment, The WB! TV Network, Technicolor, Twentieth Century Fox, and Yahoo!

Key note Speaker(ゲストスピーカー)はInternational Creative Management (ICM)という大手Agencyの社長で、すげぇ面白かった。

彼いわく、今や大手スタジオは映画作るわけでもなく、ファイナンスするわけでもなく(お金を出さないって事)、何をやるかって言ったら映画の権利を買う機能と、それをマーケティング、配給する機能がメインなんだって。もちろん、映画の権利はスタジオが持つんだけどね。

なので、今やAgencyが投資銀行とスタジオの仲介役をやって、色んな金融手法をStudioに紹介しながら、映画をプロデュースしていくんだって。

製作は製作会社がやるし、ファイナンスは投資銀行がやるから、ほんっと、Studioの今の機能といったら出来上がった映画を買うことと、それを配給することよね。この事実は結構びっくり。今後どうなっていくんだろうね。Studio Execs(スタジオの経営陣)も試行錯誤中らしい。

ちなみに、アメリカでは製作会社の事をプロダクションカンパニー(Production Company)と呼んでいて、日本のプロダクションとは意味合いが少し違うのよ。

いやぁ、エンタメ業界も変わったものね。一昔前はスタジオが製作からファイナンスからマーケティングから配給まで、全てやったのにね。もう、ファイナンスリスクはとりたがらないらしい。(莫大なお金をかけて映画を製作しても失敗したらすごい損失だもんね。。。)

あと、今後Windowsが多くなるにつれ、今後映画がどのように配給されていくべきなのか、どのStudioも頭をかかえてるらしい。ここで言うWindowsとは、映画の上映先のこと(マイクロソフトのOSの事じゃないわよ♪)。映画館だったり、テレビだったり、ケーブルテレビだったり、携帯電話だったり、インターネットだったりするのよ。

皆デジタルデジタルって叫んでるわ。

とは言ってもContent is King(コンテンツが王様)の概念は変わらず、Windowsが多くなるにつれ、その分どんどんコンテンツをたくさん製作していかなければいけないため、ここの分野は変わらないと思う。まぁ、作り方とか、しくみは変わるかもしれないけど、コンテンツを作らなければいけないという事実は変わらないわ。

確実にデジタル時代に突入していくに連れ、皆どうすれば良いのかわからんって状況ね。

ま、そんな感じ。つまんなかったらごめんなチャイナ。


2.冬のインターン

ついにインターンを始めたわ。週一回金曜日にある大手スタジオのInternational Theatrical Distribution(映画の国際配給チーム)グループでインターン中。

やっぱエンタメ企業は面白いわ!!

このスタジオのすぐ裏に製作現場があるので、現場を通ると、たまにセレブが出番待ちしてたりして、うきうきするわ。あと、現場の映画館(スタジオ従業員専用)で上映会をやるんだけど、金曜日にやる事が多いので、今のところ毎週そこで公開前の映画を観てるわ(笑)

いやぁ、面白い。あたしの仕事は世界各国の映画の興行収入が社内のデータベースの数字と合っているかを確認して、違ってたら何故違うかを分析する事。ま、一応これがメインなんだけど、あとはミーティングに参加したり、上映会に行ったりして、半分遊びみたいなものね。

もう、我々も君の事を知ってる事だし、夏のインターンもうち(インターン先)でやる気があれば、是非レジュメを出してくれ、と言ってくれたの!嬉しいわね。でも夏のインターンはまた違ったところでやるのも良いかなと迷い中。

ただ、Studioのメイン機能が配給とマーケティングなら、そこでその機能を勉強できるってのは大きいわよね。この機能についていえば、Studioはどこよりも秀でてるんだもの。

将来プロデューサーになるにせよ、製作した映画をどうやって売っていくか、絶対に知らないといけないし。。。

あと、どんな映画がどの観客層にあたって、どれがあたらないかについて、知らなきゃいけないし、それを勉強する良い機会よね。

どんな映画が成功して、どんな映画が失敗するか、Studioの永遠のテーマよね。。。

卒業後、配給やるかどうかは分かんないけど、夏のインターンはやるかも。。。さっきも言った通り、まだわかんないけどね。


3.映画の英語字幕作成

実は日本人クラスメートのお兄さんが映画を作り、その映画がなんと、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭出展に選ばれ、コンペ部門で上映される事になったのだ。(他の映画祭で彼の作品が優勝したらしい)。

で、国際映画祭に出品されるという事で、なんと、友達に、この映画の英語字幕を作ってくれないかと依頼されたのだ!

もち、オッケーよん♪こんなチャンス、滅多にないもの。

って事で昨日は友達とこれにとりかかってた。

「隼」という映画で監督は市井昌秀さん。

皆さん、ごひいきに!!

上映される際、「翻訳 戸田奈津子」みたいなに、「翻訳 Kevin(←本名が出るけどね)」
って感じに出るらしい(想像)。

引き受けた理由として友達のお兄さんの映画だったのと、個人的に面白そうな経験になると思ったこと。そして、エンタメ関係の実績を残す良い機会だったことね。

エンタメ関係の経歴を一つずつ積み重ねることがこの業界に進出するための近道。この字幕作成やStudioインターンに加え、どんどん実績を積み上げて行く予定よ!

4.Japan Trip

春休みにAndersonの学生を連れてのJapan Tripを企画してます。今年は5人の日本人学生が企画、引率するので結構面白いと思う。準備は大変だけどね。AndersonにGive back(貢献)するため、5人全員、日々、頑張っております!

既に30名以上の学生がサインアップしており、2月中旬の締め切り日まで何人が申し込むのか、正直ちょっと怖い。。。ま、頑張るけどね!

直近までEntertainment Career NightとJapan Tripの準備を平行してやってたので死ぬかと思ったけど、ECNが終わったので、ちょっと落ち着いたわ。
しかし勉強が。。。困った

5.ヒップホップ

なんと、あたくし、週一回ヒップホップのレッスンを取っているのだ!!いやぁ、面白いわね。こうやって腰を振るのか、みたいな。。。(笑)

日本戻った際、クラブでAndersonのクラスメートにかっこ良い所を見せなきゃいけないので、頑張ってマスターしてみせるわ!!


ま、そんな感じね。

ではでは、またねん♪ 

Kevin

at 07:33│Comments(9) Entertainment Business 

この記事へのコメント

1. Posted by Kenya   2006年02月05日 21:57
Kevin, 随分と静かだと思ったらまたブイブイ言わせているみたいじゃないの。あるアプリカントがCVで世話になったってたいそう喜んでいたわよ。
その調子でSONY ピクチャーズのKに負けないぐらいビックなアンダーソン発エンタメプレイヤーにおなりなさい。
今後も期待しているわよ!
2. Posted by kaori   2006年02月06日 10:48
kevin,
超多忙&元気そうで何よりですっ最近ブログがUPされないので、ラスベガスの生活から足を洗えてないんじゃないか=ラスベガスに移住?と心配してました。
うちは、映画フィルムも貴重な収入源なので、デジタルデジタル♪のハリウッドの中にアナログ♪アナログ♪にこだわる作り手が少しでも残ってくれると嬉しいけどなー。コピーを作る手間&コストを考えたら,デジタルの方がだんぜんお得ですものね。時代の流れでございますね。
それじゃ、ガンバッテネ!!
3. Posted by Kevin   2006年02月08日 17:43
Kenyaさん
ありがとうございます!いやぁ、ブイブイだなんて、そんなぁ
あのアプリカントの方、かなりやり手の方ですよね!是非合格して欲しいです。映画会社の合併とか、色々とお話を聞きたいです。
Sony PicturesのKさんには今後とも色々とお世話になりそうです!エンタメプレイヤー、良い響きですね♪
頑張ります!引き続き応援のほど、よろしくお願いいたしマッスル!!
Kaori,
サンクス!元気よん♪忙しいけどねぇ。。ベガスには移住しないわ。やっぱロスよ、ロス!最高♪
銀鉛フィルムに関してだけど、うちの前の会社も同じ事言ってたよ!写真廃液を回収して銀を精錬する部門があるんだけど、デジタル化はこのビジネスをもろ直撃よ。でも避けられないわよね。新しいビジネスモデルを考えないと。ま、他の部門でカバーしてるから会社としては大丈夫だけど。
デジタル化は色んな分野に影響を及ぼしてるわね!
Kevin
4. Posted by hide   2006年02月19日 11:45
翻訳の件どうもありがとうございました。Kevin先生の字幕がつき、百人力で入選も夢ではないと勝手に思っています。2月末には結果が分かるはずなので、楽しみです。
しかし、Japan tripは総勢70人弱になり、ちょっとしたアンダーソンの一大イベントになっちゃったね。まあ、頑張りましょう。
5. Posted by Kevin   2006年02月21日 14:44
Hide
 いやいや、こちらこそ!良い機会を与えてくれてありがとう!入選、いや、優勝すると良いね!!2月末結果かぁ。。。楽しみだね!
 しかしJapan Tripはほんと、大イベントになっちゃったね。大成功にして、日本人伝説を築きましょう。。。!!
Kevin
6. Posted by サナ   2006年02月28日 22:31
はじめまして☆
市井昌秀の「隼」スタッフの今野と申します!
この度は英語字幕を担当して頂きまして有難うございました!
映画祭では惜しくも受賞逃しましたが
お陰様で観客の皆様を始め、審査員、参加者共に好評で、今後の市井の活動に大きなチャンスを齎してくれることと思います。
この場をお借りしてお礼を申し上げたくコメントさせて頂きました。
本当に有難うございました!
秀治くんにも宜しくお伝えくださいね!
7. Posted by Kevin   2006年03月04日 19:27
今野さん
 はじめまして!いやいや、こちらこそ、すばらしい作品に関わることができて光栄です。ありがとうございました!受賞、本当に惜しかったですね!
 しかし、本当に、ああいった場で色んな方があの映画を見られたって事は大きいですよね!今後のご活躍が楽しみです!何かできる事がありましたらいつでもおっしゃって下さい。
 昌秀さんにもよろしくお伝え下さい!Hideにも伝えておきます。
 コメント及びお礼、わざわざありがとうございました!今後ともよろしくお願い致します♪
Kevin
8. Posted by サナ   2006年03月10日 12:10
ありがとうございます!
今後とも、どうぞ宜しくお願いします☆
映画祭写真館UPしてます↓
ご覧下さいね♪
http://www.tokyo-bloody-fool.com/yubari2006/index.html
9. Posted by Kevin   2006年03月14日 17:44
サナ(今野)さん
 
 写真、ありがとうございます!なかなか楽しそうですね!桃井かおりさんもいらしてて、なんか、華やかな感じ~♪今後ともよろしくお願いいたします!
Kevin

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